6月22日に嘉手納飛行場で発生した火災について、沖縄防衛局を通じて嘉手納基地より追加で情報提供がありましたので、お知らせいたします。
○6月23日提供情報
・火災した建物は、主に化学物質の保管の予備的な施設である
・主に次亜塩素酸塩(calcium Hypochlorite)が保管されており、火災により塩素ガスが発生する可能性があったことから規制線を大きく確保した
・消火に当たっては真水を使用した
・消火活動による水が雨水管に流れるが、これらは基地内に収まっている。また、異常な値が出ないよう環境部門が常にモニターしている
・昨日軽傷だった45人はすべて軍関係者(SOFAメンバー)であり、日本人従業員はいない
○6月24日提供情報
・危険物取扱施設で発生した火事により、施設内に保管していた次亜塩素酸カルシウムが消火のための放水と反応し、塩素ガスが空気中に放出された。
・空軍がモニタリングを行った結果、塩素ガスは基地の中央付近に位置する施設から1000フィート(約304.8m)よりも遠くに広がっていないと判断している。
・嘉手納基地の外に流出していないため、周辺自治体への影響はなかった。
・加えて、空軍は雨水管の排出口でモニタリングを行ったが、異常は見られなかった。