最近、
下水道の点検や清掃などと称して各家庭(特に高齢者世帯)を回り、
宅地内の排水管や汚水マスなどの清掃を強引に勧める業者がいます。
手口としては,
「下水管に油などが付着している。このままではいずれ詰まるだろう」
などと言って不安をあおり、短時間の作業で高額の料金を請求するトラブルが発生しています。
下水管は良好な使い方をしている場合、
詰まったり、管の内がひどく汚れるようなことはありませんので、
一般には頻繁に管を点検をする必要はありません。
納得できない場合、または不審に思われる場合は、はじめから断って下さい。
また、嘉手納町では排水設備の点検・清掃などの斡旋・委託は行っていません。
さらに敷地内に不審な業者を入れることによって、
空巣ねらいの要因にもつながりますので、
「町から依頼された」
「役場から来た」
などと言う業者が訪問してきた場合、
慎重に対応し、すぐに都市建設課 下水道係へご連絡ください。
次に,悪質業者の手口のうち代業的な事例を紹介します。
事例①
「嘉手納の担当です」といって訪ねてくる。
個人の敷地内や建物内部の排水設備の洗浄・清掃を、
役場が業者に委託や依頼をすることはありません。
もし、町で調査をするとしたら事前に連絡します。
突然、嘉手納町を名乗り訪問されたら気をつけて下さい。
事例②
「点検は無料ですから、お受けください」という。
ただより高いものはなしということわざもあります。気をつけましょう。
事例③
「点検は法律で義務づけられており、定期的に点検が必要です。」という。
全くのウソです。浄化槽をお使いの時は点検や定期清掃が必要ですが、
下水道の場合必要ありません。
事例④
「管の中が汚れていましたから、清掃しました。点検は無料ですが、清掃費用はいただきます。」という。
まさしく悪徳業者の手ロです。
頼みもしないものを勝手にやって費用を請求する。支払の義務はありません。
また、実際に清掃もしたかどうかもわかりません。
事例⑤
「下水管を調べてみたら、壊れていたので直しておきました。修理代を下さい。」という。
点検にきたといいながら、
修理業者に変身してしまう業者は信用できるのか疑問です。
修理個所を事前に教えないで、
修理してから請求する形は不自然です。
実際に不審な業者がきたら・・・
点検業者等がきて不審・疑問に思ったときには、
名刺をもらったり身分証明書の提示を求めるなどして身元を確認してください。
また、その場ですぐに契約しないように注意してください。
同様に、うかつに署名をしたり、押印しないようご注意下さい。
この件に関する問合せ先
嘉手納町 建設部都市建設課 下水道係
電話:098-956-1111内線362または338