予防接種とは、感染症の予防と重症化予防、また感染症の流行を防ぐために行います。「ワクチンで防げる病気:VPD」の多くは、ワクチンで予防することができます。子どもが受ける定期予防接種は種類が多く、生後2か月から接種がスタートします。保育園や幼稚園などの集団生活を始める前に、接種を受けておくことが大切です。
(1)定期予防接種:予防接種法により、対象疾病、対象者および接種期間などが定められた予防接種
(2)任意予防接種:予防接種法に規定されていない予防接種
対象年齢や期間などの条件を満たすことで、無料で予防接種を受けることができます。対象となるお子さんには、各予防接種の標準的なスケジュール期間にあわせて予診票を送付しています。予診票封筒が届きましたら、かかりつけの医療機関へ接種のご予約・ご相談をお願いします。
■B型肝炎 ・B型肝炎予診票.pdf
対象年齢:1歳未満(誕生日1日前まで)
接種回数:3回
生後2か月から9か月の間に、27日以上の間隔をおいて2回接種
1回目接種から139日以上の間隔をおいて1回接種
■ロタウイルス(ロタリックス) ・ロタウイルス予診票.pdf
対象年齢:生後6週から24週(6か月)未満
接種回数:2回
生後2か月から6か月の間に、27日以上の間隔をおいて2回接種
■ロタウイルス(ロタテック) ・ロタウイルス予診票.pdf
対象年齢:生後6週から32週(8か月)未満
接種回数:3回
生後2か月から8か月の間に、27日以上の間隔を置いて3回接種
■ヒブ ・ヒブ予診票.pdf
対象年齢:生後2か月から60か月(5歳)未満
接種回数:4回
生後2か月から6か月の間に、27~56日の間隔をおいて3回接種
初回3回目終了後、7~13か月の間隔をおいて1回接種
■小児肺炎球菌 ・小児用肺炎球菌予診票.pdf
対象年齢:生後2か月から60か月(5歳)未満
接種回数:4回
生後2か月から6か月の間に、27日以上の間隔をおいて3回接種
■BCG(結核) ・BCG予診票.pdf
対象年齢:1歳未満
接種回数:1回
生後5か月から8か月の間に1回接種
■DPT-IPV(4種混合) ・DPT-IPV予診票.pdf
対象年齢:生後3か月以上90か月(7歳半)未満
接種回数:4回
生後2か月から12か月までに、20~56日の間隔で3回接種
初回3回目終了後、6か月以上、おおむね12~18か月以上の間隔をおいて1回接種
■MR(麻しん風しん混合)1期 ・MR予診票(1・2期).pdf
対象年齢:生後12か月以上24か月未満
接種回数:1回
■MR2期 ・MR予診票(1・2期).pdf
対象年齢:小学校就学前の4月
接種回数:1回
■水痘(水ぼうそう) ・水ぼうそう予診票.pdf
対象年齢:生後12か月以上36か月未満
接種回数:2回
生後12か月から15か月未満の間に1回接種
1回目終了後、3か月以上、おおむね6~12か月の間隔をあけて1回接種
■日本脳炎1期 ・日本脳炎予診票.pdf
対象年齢:生後6か月以上90か月(7歳半)未満
接種回数:3回
3歳で6日以上28日までの間隔をあけて、2回接種
初回接種終了後6か月以上、おおむね1年後の4歳ごろに1回接種
■日本脳炎2期 ・日本脳炎予診票.pdf
対象年齢:9歳以上13歳未満
接種回数:1回
■DT(混合2期) ・DT予診票.pdf
対象年齢:11歳以上13歳未満
接種回数:1回
■HPV(子宮頸がん) ・HPV予診票.pdf
対象年齢:小学6年生から高校1年生の女性
接種回数
2価:中学1年生の間に1回目接種、1か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目を接種
4価:中学1年生の間に1回目接種、2か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目を接種
※こちらでHPVワクチンについて詳しくお知らせしています。
任意で受ける予防接種でも、嘉手納町が公費負担で受けれるよう指定した予防接種を「行政措置予防接種」といいます。各予防接種の標準的なスケジュール期間にあわせて予診票を送付しています。予診票封筒が届きましたら、かかりつけの医療機関へ接種のご予約・ご相談をお願いします。
■おたふくかぜ ・おたふくかぜ予診票.pdf
対象年齢:1歳から年度6歳(小学校就学前)まで
接種回数:1回のみ ※2回目以降は任意での予防接種ですので、かかりつけ医療機関へご相談ください。
指定する医療機関にて予防接種を受けるようお願いします。
※必ず、事前に医療機関へ電話にてご予約をお願いします。
任意の予防接種は、予防接種法上の規定などがなく、ご本人及び保護者の方の希望により受けるもので、費用は自己負担となります。任意の予防接種を受ける際は、かかりつけ医と相談し、効果と副反応のリスクなどを理解したうえで、接種を受けるかご判断をお願いします。
嘉手納町に転入する前の市町村で接種を受けた場合は、転入届出の際に予防接種の履歴を確認させていただいております。役場来庁時は必ず母子健康手帳を持参するようお願いいたします。
また、海外・基地内で接種を受けた方は、接種の記録がわかる書類などを持参するようお願いします。
窓口にて過去の接種歴を確認し、必要な接種の予診票をお渡しします。
里帰り出産や長期滞在中などで県外・離島にて予防接種を希望する場合は、別途手続きが必要です。町民保健課健康予防係までお早めにお問い合わせください。
小児がんなどの治療のため、骨髄移植等の医療行為により、治療前に接種したワクチンの免疫が低下または消失することがあります。
嘉手納町では、このような予防接種の再接種を希望する方に対し、再接種にかかる費用の助成事業を実施します。詳しくはこちらをご覧ください。
予防接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの比較的よく起こる副反応以外にも、副反応による健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が生じることがあります。
万が一健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると認められた方に対して、国または独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)による健康被害救済制度による医療費・障害年金等の給付を受けられます。詳しくは町民保健課健康予防係までお問い合わせください。
●[定期]予防接種健康被害救済制度について(厚労省ホームページ)
●[任意]医薬品副作用被害救済制度に関する業務(PMDAホームページ)
嘉手納町役場 町民保健課 健康予防係 予防接種担当
〒904-0203 沖縄県中頭郡嘉手納町字嘉手納588番地
☎098-956-1111(内線149)